もしも明日が晴れならば

積みゲーならぬ積みレビューでもしましょうか。



つばさちゃんげーむ




ストーリーはとてもオーソドックスです。
しんだ彼女が数ヵ月後に幽霊としてあらわれるというもの。
全体的なストーリーは面白かったものの、やはり彼女が幽霊で出てくるという微妙なファンタジー設定は気に入らなかった。
某批評空間にあるように鬱展開というものもこのゲームを期待していたところなんだが、確かに鬱っぽい展開はあったものの、幽霊設定がせっかくのシナリオを台無しにしている気がする。


しかし何故このゲームが好評を得ているか。

それは抜群のキャラクター設定にあるでしょう。


彼女の妹つばさが大好きな知世属性の巫女さん珠代。
珠代ルートではあれだけ嫌がってた主人公にたいして極端にデレデレなのも面白かったです。
彼女を恨み殺したちびっこ厄病神千早。
何故か攻略対象とならなかったがデザインではNO1?2かなwの委員長。
ヘタレといわれながらも好感触な主人公。

お気に入りのキャラばかりですが、なんといってもつばさでしょう。


珠代ルートで主人公が好きになった珠代と主人公が公園でデートすることを知り、主人公をどこかへ行かせて珠代を公園で待ち伏せし言葉攻めをする場面。

「答えて!私は嫉妬深いの!このままだと、たまちゃんのこと嫌いになっちゃうよ!」

つばさルートでつばさが姉になり済ましてやっぱりお姉ちゃんが好きなんでしょってところをアピールする場面。優秀な姉に比べて私は劣ってるんだというコンプレックスを描ききったところも面白さのひとつでしょうね。

つばさが義兄ちゃんに対して過剰といえるほどの愛情をさらけ出しているところがよかったですね。
お兄ちゃんの連呼がたまりません。


でも一番は


4.5章ですね。

最新作のさくらシュトラッセも好調ですが僕の肌には合うでしょうか。