電車男

年末辺りに再放送の電車男がやっていたため改めてみたがやはり面白い。
書籍のほうはもっとすんなりと完結していくらしいがまだみたことないのでちょっと気になったりする。
そして今日電車男DXがやっていて鑑賞。
やはり電車男が面白いのはストーリー以上に白石美帆の演技お陰だと思う。
僕はエンタの司会アシスタントとしての彼女ではなく電車男の彼女の一面しか考えられないくらい影響を与えられた。

電車男を見てていつも思うが僕たちヲタクが電車男で見直されるようになってきたか、あるいは電車男という作品自体(テレビしかみてなにのでそれだけで)はヲタクというものを否定的にとらえずむしろ肯定的に捉えるような作品になっているか。

僕が見る限り世間に対するヲタクのイメージは電車男が世にでてきた後も変わっていないように思う。
相変らず痛い目で見られていると思う。
それは電車男と一般のヲタクとは別のものとして捉えているからだと思う。
では作品はどうか。
主人公たちがヲタクを演じているだけで本物のヲタクではないし、演じ方もヲタクをおちょくっ取るようにさえ見える。
それに主人公がヲタクってほど痛くないただのちょっと気弱な青年(いわゆる恋愛ドラマの普通の男かつ優しい男)なのでそれも認識が変わらないひとつの要因だと思う。

正直な話認識が変わろうが変わるまいがどうでもいいことなんだろうが。